大阪産業大学 田原研究室(Advanced_Rocket_Lab.)
ようこそ!大阪産業大学 工学部 機械工学科 宇宙推進ロケット工学研究室へ!!
 
  
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  8) 小惑星・地球衝突回避技術の開発


 我々、地球人類の生存圏・生活圏は、地球上から、人工衛星・国際宇宙ステーションなどの地球周りの宇宙に広がり、さらに月基地建造計画、有人火星探査計画、宇宙移住計画など太陽系圏まで拡大しつつある。小惑星探査機「はやぶさ」は、イオン推進機を駆り、2012年6月、60億kmの旅を終え地球に帰還した。2014年12月にはさらに後継機「はやぶさ2」が打ち上げられ、小惑星「リュウグウ」に到着、順調にミッションを遂行している。宇宙大航海時代の到来である。本研究では、人類の来るべき生活圏、太陽系圏内を自由に航行できる、宇宙輸送推進機システムとして、宇宙(月・火星や、木星・土星の衛星など、太陽系惑星・衛星)に存在する水・氷(宇宙起源H2O)を推進剤に用いた大型プラズマエンジンシステムの開発を最終的に目指す。さらにその技術を発展させ、太陽系脱出計画を立案する。非常に挑戦的な基礎研究とそれに続く実機開発ではあるが、得られた総合データ・結果は本ロケットエンジンシステムの実現・実用可能性を決定する基礎的資料の一つと成り、工学的展開だけでなく未来の人類活動の展開の観点からその意義は計り知れない。




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